NHK杯 山崎隆之NHK杯ー丸山忠久九段 観戦記

NHK杯 山崎隆之NHK杯ー丸山忠久九段戦を振り返ります。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

詳細は以下動画で解説しています。

解説動画

戦型は初手▲78金、△34歩、▲48銀の出だしから完全な力戦型に。非常に山崎NHK杯選手権者らしい展開です。

図は▲34飛車と横歩を取ったところで、①△33角なら無難でしたが、本譜は②△82飛車と引いたため、▲75歩から決戦に。以下、△88角成(単に△75同銀は、▲22角成、△同銀、▲83歩、△同飛車、▲32飛車成の筋がある)、▲同銀、△75同銀に▲22歩(図2)

図で①△同銀は▲83歩に同飛車と取れないため先手優勢、②△33歩と打つ手は有力で、▲35飛車、△22銀、▲75飛車、△86角(王手飛車)、▲77飛車、△同角成、▲同桂、△89飛車、▲69銀、△88飛車成、▲同金、△同飛車成は難解な形勢(先手としては▲22歩の前に、▲83歩、△同飛車、▲56角を入れておけば、△82飛車、▲22歩、△33歩〔代えて△同銀は▲83角成〕、▲35飛車、△22銀の時に▲83歩を入れてから▲75飛車と取る手があり優勢でした。)

本譜は③△45角と打ちましたが、「Ⅰ」▲24角と打つ手があり、△33歩、▲35飛車、△67角成、▲75飛車は78金に紐が付くため先手優勢。

本譜は「Ⅱ」▲35飛車、△33桂、▲21歩成、△42銀(図3)

図では①▲34角という手もあり、△同角、▲同飛車、△45角、▲24飛車、△23歩(△67角成は、▲同金、△88飛車成に▲22とが痛い)、▲28飛車なら△67角成、▲同金の時に88銀に紐が付きます。

本譜は②▲46歩と強く催促し、△67角成、▲同金、△88飛車成、▲75飛車、△28歩、▲64歩、△同歩(図4)

図では①▲28銀と取る手もあり、△同龍、▲85飛車、△78銀なら▲62歩、△71金、▲72銀が鋭い手で先手が寄せ切れる形となります。

本譜は②▲77桂に△74銀が急所の63の地点を守る攻防の1手になり、▲35飛車、△29歩成で先手からの早い攻めがなく後手優勢に。進んで図5。

図から△84歩、▲同角、△73銀が大駒は近づけて受けよの格言に沿った受け。以下、▲66角に△78龍と角ではなく金の方を取るのが急所です。以下は後手勝ちとなりました(投了図)。

丸山九段が力戦を制して準々決勝進出となりました。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。