新人王戦決勝第2局 藤井聡太七段ー出口若武三段 観戦記

新人王戦決勝第2局 藤井聡太七段ー出口若武三段戦を振り返ります。

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戦型は角換わり腰掛銀の同型に。最近あまり見ていないですが、直近では朝日オープンで知花アマが大橋四段に勝利した対局で指されています。

進んで図2。

3筋・4筋に歩を利かせて△46角と置いておく手は、遠山ー北島戦で述べた後手の有力な指し方です。

図から▲45角に対して、①△41飛車なら本譜の「Ⅰ」▲43歩、△52玉、▲23銀成の筋が利かない(△43飛車がある)ため、大変な形勢でした。他に「Ⅱ」▲75歩や「Ⅲ」▲22歩には、△28歩、▲同飛車、△38歩成、▲同飛車、△25銀、▲同銀、△33桂のような筋があります。

本譜は②△84飛車と逃げたため、▲43歩、△52玉、▲23銀成、△43金、▲24成銀と銀をボロッと取れたため、先手優勢に。進んで図3。

図からバッサリ▲同飛車と切って、△同銀に▲33桂成、△同桂、▲同成銀、△54金、▲43歩と寄せの網を築きます。この辺りの速度計算は流石です。進んで図4。

図の▲84香が決め手(昨年度の竜王戦第5局羽生ー渡辺戦を思い出しました)。以下、△同飛車、▲41馬、△72玉、▲52と、△63金、▲61とで受けがありません。

以下先手の勝ちとなり、藤井七段が最後の新人王戦を優勝という形で締めくくりました。おめでとうございました。

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