王位戦第7局 豊島将之棋聖ー菅井竜也王位 観戦記

王位戦第7局 豊島将之棋聖ー菅井竜也王位戦を振り返ります。

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戦型は相穴熊に。図から▲57銀が珍しい一手で、手損にはなりますが、次に▲77角から角交換になれば後手からの動きが難しくなるのを見越した高等戦術。進んで図2。

後手が△54銀~△63銀の往復を繰り返す間に先手は銀冠穴熊に組めて勝ちやすい展開。

図の▲78金右には①△39角が気になりますが、以下▲58飛車、△24歩、▲68角、△25歩、▲38飛車、△57角成、▲同角、△26歩、▲66歩、△27歩成、▲68飛車、△38と、▲65歩、△29飛車成、▲64歩となれば先手優勢。

本譜は②△84角に▲66歩から進んで図3。

図の▲77桂は穴熊が薄くなるため決断の一手。以下、△46歩、▲同歩、△73角に、▲95歩、△同歩、▲75歩、△64歩、▲74歩、△84角、▲76金、△65歩、▲75銀、△66歩、▲85桂、△75角、▲同金、△67歩成と一直線の攻め合いになりますが、形勢は難解。進んで図4。

図から①△82銀打、▲51角、△77と、▲62角成、△88と、▲同飛車、△62金、▲94歩、△同銀、▲93歩、△同桂、▲82角成で先手勝勢に。

代えて②△82桂であれば、本譜と同じように進んだ際に、角を切って手に入る駒が桂のため先手の攻めが難しく難解な形勢でした。

本譜は▲82角成以下先手が駒を剥がして一手勝ち(図5)。

豊島棋聖が二冠目を手にしました。おめでとうございました。

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