羽生善治竜王ー佐々木勇気六段(Abema TVトーナメント第2局)観戦記

羽生善治竜王ー佐々木勇気六段(Abema TVトーナメント〔アベマ〕第2局)を振り返ります。

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第1局を制した佐々木勇気六段が先手となり、後手の羽生竜王が意表の四間飛車を採用しました。

更に図の△35歩も珍しい一手。代えて、普通に銀冠に囲う将棋が多いところです。以下、▲67金右、△82玉に▲38飛車(図2)が定跡化された一手で、簡単に立石流には組ませません(10年以上前に流行した将棋で、懐かしいですね)。

図から①△43銀、▲36歩、△同歩、▲同飛車、△32飛車のような手もありましたが、本譜は②△44飛車(26歩型を咎めて、△24飛車と回る狙い)。

しかし以下、▲36歩、△24飛車、▲59角で受かっているため先手が良さそうです。進んで図3。

図では何はともあれ、①▲88銀と締まりたいところですが、②▲75歩が積極的な一手で、本局の勝因とも言える一手でした。

以下、△34飛車、▲同飛車、△同銀に▲74歩が急所で、「Ⅰ」△同歩なら▲37角のラインが受けづらくなります。従って、本譜は角のラインを緩和すべく「Ⅱ」△46歩ですが、構わず▲73歩成、△同銀、▲74歩と打ち、△同銀に▲37角、△73歩、▲46角で先手優勢となります。進んで図4。

図は色々勝ちのある局面ですが、▲96歩が冷静な一手。△95桂さえ消しておけば先手陣に憂いが無く、逆転される心配がありません。

以下先手の勝ちとなり、佐々木勇気六段の決勝進出が決まりました。羽生竜王に2連勝は流石と言う他ないですね。
藤井聡太七段との決勝戦も楽しみです。

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