Abema TVトーナメント 高見泰地叡王ー藤井聡太七段戦(第2局) 観戦記

Abema TVトーナメント 高見泰地叡王ー藤井聡太七段戦(第2局)を振り返ります。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

第1局で先勝した高見叡王は矢倉を採用。図の類型で高見ー増田戦や、増田ー藤井聡太戦があり、お互い一定の経験がある形と言えます。

図から▲45歩、△65歩とお互い位を取り合う形に。進んで図2。

後手は右玉模様から△44歩と仕掛けましたが、自玉付近のためリスクの高い手ではあります。進んで図3。

図では①▲26飛車と浮いておく手もありましたが、本譜は②▲24歩。これにはその瞬間△56歩が利くのが先手としては嫌なところ。

しかし以下、▲46角、△同角、▲同金が高見叡王らしい積極的な一手でした。△57歩成や△57角が残るリスクがありますが、攻め合いで勝とうという手です。進んで図4。

図で△42歩の先受けが粘り強い好手。以下、①▲34銀には△57角があります。

本譜は②▲44歩、△同銀、▲同銀、△同金、▲53歩、△同金、▲58歩と受けますが、△15角(図5)が厳しい一手でした。

①▲27飛車は△26銀で押さえこまれてしまうので、②▲22飛車成ですが、△37角成と急所の桂を取られてしまっては先手が勝てません。進んで図6。

直前の局面では▲42銀成、△同金、▲81龍の飛車取りが見えているため、①△62玉等と寄りたくなるところでしたが、強く②△64桂が藤井七段らしい一手。以下、▲77銀と引かせてから△62玉と寄ることで先手玉を寄せやすくしています。進んで図7。

図で△21歩が細かい利かし。以下、▲32龍、△41銀で後手陣が鉄壁になります。この辺りの細かい好手の積み重ねが高勝率につながりますね。進んで図8。

図は何でも後手勝ちですが、△同馬から詰ましに行くのが藤井流。以下、▲同玉、△56桂打、▲78玉、△69銀で投了となりました。

最後は全ての桂馬が働いて即詰みに。序盤は苦しくなった藤井七段ですが、流石の中終盤力でタイに戻しました。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。