王位戦 斎藤慎太郎七段ー安用寺孝功六段戦 観戦記

王位戦 斎藤慎太郎七段ー安用寺孝功六段戦を振り返ります。

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戦型は角交換四間飛車となりました。図の△84歩を見て▲75角と仕掛けました。

角を手放しても一歩得が大きいため、特に筋違いで無い場合は、成立しやすい角打ちです。進んで図2。

図では①▲23歩成、△44歩、▲25飛車、△34歩、▲36歩、△14角、▲24と、△25角、▲同と、△45歩、▲35歩の方が飛車が捌けるため勝りました。

本譜は②▲36歩、△44歩、▲35歩、△45歩で銀は取れますが、△46歩、▲同銀、△36桂が残っており、難しい展開。進んで図3。

図から▲94歩が勝負手。①△28桂成は▲93歩成からの攻めが厳しいため、△92歩と受けますが、大きな利かしが入りました。

以下「Ⅰ」▲45銀、△48桂成、▲54銀、△58成桂、▲63銀、△69成桂、▲72銀成、△同金、▲69玉の一直線の攻め合いは難解な形勢でしたが、本譜は「Ⅱ」▲55銀としたため、△同飛車、▲同歩、△28桂成で後手有利に。進んで図4。

図では①△99飛車成が次に△96角からの詰めろになっており、後手勝ちでした。以下、▲98香と詰めろ逃れの詰めろをかけても△76銀、▲同玉、△98龍があります。

本譜は②△94飛車成としたため、「Ⅰ」▲95銀打で先手玉が寄らなくなり先手勝ちでした。しかし本譜は「Ⅱ」▲62金、△75金、▲同歩(図5)

最後の①▲75同歩では②▲75同銀と取るべきでした。

図では「Ⅰ」△96角以下の詰みが生じています。以下、▲98玉に△99飛車!が好手。以下、▲同玉、△87角成、▲97桂、△同龍、▲同銀、△98香、▲89玉、△77桂、▲79玉、△69馬まで。

本譜は「Ⅱ」△85香でしたが、大勢に影響は無く、以下後手の勝ちとなりました。

難解な玉頭戦を制した安用寺六段の指し回しが光りました。

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“王位戦 斎藤慎太郎七段ー安用寺孝功六段戦 観戦記” への2件の返信

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