Abema TVトーナメント 佐々木大地四段ー羽生善治竜王戦(2局目) 観戦記

Abema TVトーナメント 佐々木大地四段ー羽生善治竜王戦(2局目)を振り返ります。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

第1局は羽生竜王の勝利に終わり、先後を入れ替えて第2局。

図の△74歩から▲24歩、△同歩、▲同飛車、△23歩、▲74飛車で一歩損ながら手得を活かす作戦は、先日のNHK杯 松尾ー山崎戦でも出た形です。進んで図2。

後手は5筋の位を取る作戦を選択しました。

図では①▲35歩、△同歩と突き捨ててから▲68銀と上がるべきでした(この形では3筋の突き捨ては損になりづらい)。

本譜は②単に▲68銀としたため、△86歩、▲同歩、△同飛車。

そこで「Ⅰ」▲35歩は、△87歩、▲77角、△81飛車、▲34歩、△65桂、▲66角、△56歩が一例で後手良しとなるため、「Ⅱ」▲87歩と打たざるを得ず、以下△76飛車と横歩を取られて先手が苦しくなりました。進んで図3。

お互いじりじりと間合いを図る手が続きましたが、図から▲24歩、△同歩、▲同飛車、△23歩、▲54飛車で局面が動き出します。

以下、△86歩、▲同歩に①△同飛車は▲65銀、△同銀、▲51飛車成、△同銀、▲97角のような手を気にしたのかもしれませんが、▲65銀に△88飛車成と切り飛ばしてから△65銀と戻すような手もあり、難解な形勢でした。

本譜は②△82飛車と引いて▲25桂で先手が指しやすくなりました。進んで図4。

図では①▲53同飛車成、△同銀、▲65銀が明快でした。先手玉の固さが最大限に活きています。

本譜は②▲34飛車に77で精算して△42桂が粘りある順。進んで図5。

図では①▲33歩で清算してから▲74歩として△74桂を防ぎつつ、▲73歩成~▲65桂を見せる手が勝りました。本譜は②▲89玉以下進んで図6。

図では①▲42歩成、△同金、▲同桂成、△同玉、▲54金と置いておけば難しい勝負でした。

本譜は②▲35桂に△68銀が好手で、▲23桂成から▲68角引で銀を抜かれてしまいますが、そこで△57歩と押さえれば後手玉に寄せがなくなります。

以下後手勝ちとなりました。羽生竜王が貫禄の2連勝で準決勝進出となりました。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

“Abema TVトーナメント 佐々木大地四段ー羽生善治竜王戦(2局目) 観戦記” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。