Abema TVトーナメント 羽生善治竜王ー佐々木大地四段(1局目) 観戦記

Abema TVトーナメント 羽生善治竜王ー佐々木大地四段(1局目)を振り返ります。

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先手が3手目に▲25歩(参考:3手目▲25歩について)を決めてから▲66歩と止めるやや意外な戦型に。進んで図2。

図から▲35歩と仕掛けていきました。対して、①△同歩は▲46銀、△36歩、▲26飛車、△43銀、▲35銀で後手がまずいため、②△43銀。

以下、▲38飛車、△35歩、▲46銀と3筋に狙いを定め、後手も△85歩から反撃します。進んで図3。

先手は3筋でポイントを挙げているため、①▲87歩と収めても十分でした。以下、△85飛車には▲65歩が角道を通しつつ、△25飛車の展開を防ぐ味の良い一手になります。

本譜は②▲97角とより良さを求めていきますが、△85飛車、▲64角に△86歩、▲88歩を利かされる手も大きいです。進んで図4。

図では打ちづらいですが、①△73銀で後手が指しやすい局面でした。以下手順に▲37角と引かれますが、△25飛車と引いておいて△45銀の飛車取りが残ります(先手陣は▲88歩と打たされている関係で、飛車を持たれると痛い)。

本譜は②△45銀、▲38飛車、△56銀(代えて△36銀が有力)としましたが、▲同金、△同飛車、▲67銀打が手厚い一手。5筋の歩が切れたため、▲59歩の底歩が利くようになったのが非常に大きく、先手優勢に。進んで図5。

先手は飛車を取られましたが、▲49飛車(▲27銀もある)、△同金、▲25銀で飛車を取り返すことができるため、先手優勢。進んで図6。

先手もかなり迫られましたが、図から▲77金、△67歩、▲同銀で辛うじて残していました。以下、△22玉、▲87歩、△52金、▲26桂、△24角、▲88玉、△25龍、▲34桂打の継ぎ桂が好手で、以下△33玉、▲21龍で寄り筋となります。進んで図7。

図から▲46角成がアクロバティックな手でした。以下①△86馬なら、▲22銀、△43玉で詰みはありませんが、▲87歩で受け切りという読みでしょう。

本譜は②△79銀以下進んで図8。

図から▲35桂が龍の横利きを止める好手。以下、△同龍、▲同馬に△86歩で危なそうですが、ギリギリ耐えています。進んで図9。

△73銀のタダ捨てはハッとする手で、①▲同玉は△84馬のタダ捨てが好手で頓死してしまいます。

本譜は②▲81玉、△82金、▲91玉、△72銀に対し、▲41飛車、△54玉、▲71飛車成が冷静な手で以下先手勝ちとなりました。

秒読みでも乱れない羽生竜王は流石ですね。これで3番勝負先勝となりました。

第2局に続く。

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