王将戦 西尾明六段ー屋敷伸之九段戦 観戦記

王将戦 西尾明六段ー屋敷伸之九段戦を振り返ります。

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西尾六段は近年好調ですが、理由にはコンピュータ将棋に精通されていることが挙げられます。戦型も西尾六段はコンピュータが編み出した角換わりの新型(▲48金)。対して屋敷九段は旧型(△52金)を選択しました。

図の△65歩は次に△64角で先手を牽制しようと言う手ですが、▲75歩、△同歩、▲74歩のように攻められた時に65桂と跳べなくなるデメリットがあります。

従って先手は▲35歩からの仕掛けていきます。対して①△同歩は、▲45桂、△44銀、▲75歩、△同歩、▲15歩、△同歩、▲24歩、△同歩、▲15香、△同香、▲74歩のような攻めがあります。

本譜は②△64角に▲34歩、△同銀、▲24歩、△同歩、▲同飛車、△23金、▲29飛車、△24歩(王位戦挑戦者決定戦羽生ー豊島戦等、類型でも良くある一連の手順)、▲47銀(図2)

図では①△35歩や②△44歩等もありますが、▲25歩~▲24歩や▲36銀と出て行く筋で先手の攻めは中々止まりません。

本譜は②△55銀と出ましたが、やはり▲25歩、△同歩、▲24歩が厳しい手でした。取るのは▲22角があるため、△22金と引くしかありませんが、大きな利かし。以下▲25桂から進んで図3。

図から▲38銀で受かっています。以下、△67歩、▲同金に①△59銀は▲78玉ですし、本譜の△同角成~△63金(▲55角の防ぎ)では明らかに後手が苦しいです。

以下先手快勝となりました。

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