叡王戦 里見香奈女流四冠ー井出隼平四段戦 観戦記

叡王戦 里見香奈女流四冠ー井出隼平四段戦を振り返ります。

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里見女流四冠が対男性棋士4連勝をかけて井出四段に挑みました。戦型は相振り飛車に。

図では、①△64歩と突けば、次に△65歩、▲75角(▲同桂は△64歩)、△45歩の筋があるため、先手は▲68金等とする必要があり、先手の駒組を制限できていました。

本譜は②△74歩、▲55歩、△64歩としたため、味良く▲56銀が間に合いました。進んで図2。

図では①▲17同香が勝りました。以下一例で、△25桂、▲75歩、△同歩、▲74歩、△同金、▲36金、△17桂成、▲同桂となれば次の▲66桂が厳しく先手有利。

本譜は②▲17同桂以下進んで図3。

図から△45桂が手筋で、▲同銀に△78角が両取りとなります。

以下、▲56角、△89角成、▲同角に①△79飛車と打ちましたが、②△59飛車が勝りました。差は後程明らかになります。進んで図4。

先ほど飛車を59に打っていれば、図で①△23飛車と浮く手があり、▲44銀、△33飛車、▲同銀成なら△39角が厳しくなります。本譜では△39角が厳しくないため、その順は飛車を降ろされて攻め合い負けが濃厚となります。

従って、本譜は②△21飛車、▲44銀、△同銀、▲同角成(図5)と進みます。

図では①△48銀、▲同金、△36桂、▲37玉、△48桂成、▲同玉、△77飛車成が勝りました。本譜は単に②△77飛車成としたため▲37玉で先手が厚い展開に。進んで図6。

図では①▲同金左が勝りました。以下、△58龍、▲49銀打が固く相当負けない展開。本譜は②▲同金直と取ったため、△48銀が厳しく、以下後手勝ちとなりました。

残念ながら里見四冠の対男性棋士連勝記録更新はなりませんでした。

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