叡王戦 村山慈明七段ー飯島栄治七段戦 観戦記

叡王戦 村山慈明七段ー飯島栄治七段戦を振り返ります。

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※ちなみに後から知ったのですが、この2人は3年前にも叡王戦で当たっており、その対局に勝った村山七段が、2週間後の研究会で飯島七段に「叡王戦どうでしたか」(村山七段は飯島七段に勝ったことを忘れていた)と聞いて、飯島七段が激怒したというエピソードがあったらしいですね。
お互いの心境は分からなくもないです。正直勝った方は忘れがちなんですよね。負けた対局の方が鮮明に覚えているものです。2週間後に覚えていないのはヒドイようにも思えますが、それだけ日々集中していたということだと思います。

さて、戦型は青野流となり、ここまで先日の竜王戦の三浦ー深浦戦と同一の進行。その将棋は①▲25飛車と回り、△24歩と打たせてから▲85飛車と回りましたが、本局は単に②▲85飛車。普通は歩を使わせた方が得ですが、後程出てくるように、△24歩と打たせないことで、△36飛車に▲25角の王手飛車の筋が生じます。進んで図2。

図は▲22歩と手裏剣を飛ばしたところですが、ここで①△同銀と取ると、▲87銀、△36飛車、▲44角、△同歩、▲25角のような王手飛車の筋があります。従って本譜は②△同金以下進んで図3。

▲45桂と跳ねた手に対し、△73桂がうまい切り返し。▲86飛車と引くしかないですが、△同飛車、▲同角、△42銀で手順に中央が厚くなりました。以下は後手の反撃が厳しく、後手快勝となりました。

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