叡王戦 深浦康市九段ー谷川浩司九段戦 観戦記

叡王戦 深浦康市九段ー谷川浩司九段戦を振り返ります。

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深浦九段得意の先手雁木となりましたが、図の▲56銀が意表の一手。昔では考えられなかった手ですが、類型の都成竜馬ー藤井聡太戦(竜王戦)でも指されています。進んで図2。

先手は56・46に並べた二枚銀をぶつけて銀交換に成功しましたが、図まで進むとあまり先手の作戦が成功しているようには見えないですね。

図から▲55歩、△同歩、▲同銀と動きましたが、そこで①△35歩も気になる一手でした。本譜は②△54歩以下進んで図3。

図から▲24歩、△同歩、▲25歩が雁木でよく出現(八代ー渡辺戦等)する継ぎ歩の手筋。対して後手の△65歩と反撃し全面戦争に突入します。進んで図4。

図では、①△86角と代えてから△67銀と打つべきでした。

本譜は②△67銀、▲53歩、△同金で後手の角が使いづらくなってしまいました。進んで図5。

図から▲66飛車が英断の一手で、△同金に▲35桂から寄せに行きます。進んで図6。

図から▲32銀打、△24玉、▲35銀打、△同飛車成、▲同銀、△同玉、▲46金以下ぴったり詰みとなり、先手の勝ちとなりました。深浦九段の終盤力が発揮された一局でした。

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