朝日杯 池永天志四段ー金子俊アマ戦 観戦記

朝日杯 池永天志四段ー金子俊アマ戦を振り返ります。

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図は右玉対策の▲85桂が炸裂したところ。私のブログで以前類似形を解説(参考:右玉対策)していますが、やはりこの筋は色々な形で応用が利きますね。

以下、△同桂、▲86歩で桂を取った後の▲84桂の筋が痛いため、先手優勢。進んで図2。

図は後手敗勢ですが、△55歩が勝負手。以下、▲44歩、△54玉と上部に逃げだせば、アヤが生まれます。進んで図3。

図では①▲59香が手堅い一着でした。本譜は②▲57角、△同と、▲66金ですが、以下、△48銀、▲38玉、△47と、▲同玉に△46銀(図4)が勝負手。

どちらの銀を取っても△57角から66の金を抜いて上部脱出が可能となります。進んで図5。

図で飛車取りを放置して、△76歩が後手玉を安全にしつつ龍取りで遂に逆転。以下進んで図6。

図から▲63角成が最後の勝負手。こんなところに金が落ちているとは、観戦中は気づかなかったですね。しかし、以下△78金打や△88金打と受けておけば、後手玉が寄らず後手勝ちでした。

本譜は△38金打としたため、▲79金、△58玉、▲59歩で飛車を抜かれてしまい、先手の逆転勝ちとなりました。

勝負の醍醐味が詰まった1局でした。

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