Abema TVトーナメント 藤井聡太七段ー増田康宏六段戦(2局目) 観戦記

AbemaTVトーナメント 藤井聡太七段ー増田康宏六段戦を振り返ります。

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時系列は逆ですが、竜王戦(参考:増田ー藤井戦)でぶつかった若手ホープ同士の対決が再度実現しました。

戦型は角換わりに。1筋の位を取らせる作戦は先日の棋王戦中村ー増田戦と同様。

図から△44歩に▲38金が珍しい手ですが、結局後で▲48金と戻りましたので、間合いを図った意味があるようです。具体的な効果を理解するのは難しいですが…。

進んで図2。

図から後手は△22玉~△31玉の往復を繰り返し、その間に先手は雁木に組み替えました。進んで図3。

後手の作戦は△41飛車で4筋を厚くして仕掛けを封じる狙いでしたが、結局先手にうまく形を整えられ、仕掛けられては先手が指しやすくなったと言えます。進んで図4。

▲75歩は一歩持った場合の頻出手筋で、①△同歩は▲74歩で桂を取れるため、②△92角と受けましたが、先手はいつでも一歩入手できる形となるため、攻め筋が広がります。

以下、▲14歩、△同歩、▲33歩、△同桂、▲14香(図5)と手筋の攻めを続けます。

図で①△同香は▲24歩、△18香成、▲26飛車、△24歩、▲74歩、△同角、▲24飛車、△42玉、▲33桂成、△同銀、▲64飛車、△63金、▲45桂が一例で攻めが続きます。

本譜は②△42玉と一段飛車の利きを通して受けましたが、▲19飛車が好手で先手の攻めが止まりません。進んで図6。

図で▲55銀が鋭い一手。以下、△同銀に▲54角が、①▲43銀と②飛車取りを見て厳しい一手になります。

以下進んで図7。

図で投了となりました。▲34飛車が退路封鎖の決め手で以下は詰みとなります。

序盤の駒組から、攻め方、寄せ方まで持ち時間が短時間の将棋とは思えない内容で非常に参考になる1局でした。
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