第27期銀河戦 藤原直哉七段ー藤井聡太七段戦 観戦記

第27期銀河戦 藤原直哉七段ー藤井聡太七段戦を振り返ります。戦型は矢倉となりました。

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図の▲57銀が珍しい一手で力戦型となります。
以下、先手は二枚の銀を繰り出し、▲35歩、△同歩、▲同銀と仕掛けていきました(図2)。

図では、①△85歩の継ぎ歩が手筋で、▲同歩、△同飛車となれば35銀取りと、△86歩の垂らしが残り後手もまずまずでした。

本譜は②△86同角ですが、▲75歩で角の行き場所が無くなり、以下、△87歩、▲79角(▲同金は△68角成~△87飛車成)、△64歩(図3)。

ここでは①▲77金と角を取りに行く手が有力でした。

以下△65歩(取ると△75角と逃げる意味)には▲46角、△66歩、▲82角成、△77角成、▲同桂、△67歩成、▲61飛車が一例で、先手の反撃が厳しいです。

他の変化でも後手は玉が41に露出しているため、飛車を渡しづらい形であるのがネックです。

本譜は②▲74歩から進んで図4。

2筋で銀交換をした手に対し、△27歩が手筋の一着。

▲同飛車(▲38飛車の我慢が勝る)と取らせることで、飛車の横利きが消えるため、△88歩成が厳しい一手となりました。

以下、取ると△59角成~△88飛車成があるため、▲77金と上がりましたが、じっと△99とが好手で、飛車成が受からなくなりました。以下、▲68角、△77角成、▲同桂に△78金(図6)が決め手でした。

タダですが、取ると△89飛車成の一手詰みとなります。
△78金では、つい△89飛車成と成ってしまいそうなところですが、優勢な局面でもしっかりと最善手を指すのが大事です。

以下、▲58玉、△68金、▲48玉、△22香、▲23歩、△同香、▲24歩、△同香、▲同飛車に△15角(図7)

王手飛車が決まり、後手勝ちとなりました。

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