NHK杯 千田翔太ー藤井聡太戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。
▲45銀とぶつけていくのは先日の竜王戦石田直裕ー藤井聡太戦と同様。以下進んで図2。
桂頭を守るために△41角と受けましたが、これでは後手が自信無いため、先日の石田直裕ー藤井聡太戦では早めに△24歩と突いたのだと思います。進んで図3。
後手も飛車の横利きを四段目に通して頑張りますが、この辺りは終始先手優勢。図で本譜は①▲64歩、△同飛車、▲83角成としましたが、若干甘かったので、単に②▲93歩成と成った方が良かったでしょう。進んで図4。
△74銀~△72桂が流石の勝負手で、△65銀~△76歩と先手に嫌味が付き始めます。
図は①▲88銀で難しい勝負でしたが、本譜の②▲83とが敗着となってしまいました。
以下、△92香で「Ⅰ」▲同とは▲83とが一手パスになってしまうため、勢い「Ⅱ」▲73と、としましたが、△95香、▲62と、△99香成で、△89成香~△77歩成が厳しすぎます。以下後手勝ちとなりました。
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