プロ棋戦次の一手集(7月8日~7月13日)

7月2週目のプロ棋士の実戦を次の一手形式で振り返ります。

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<第1問>

佐々木大地ー大橋貴洸戦から出題。

図は先手勝勢ですが、最短の勝ちを目指してください。

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正解は▲92飛車成!

△同香も△同玉も▲83歩成までの詰みとなります。△84玉も▲83龍まで。

なお、正解以外に、▲85桂、△84玉、▲82飛車成、△83銀打(86に歩があるため、83歩合いが利かない)、▲同角成、△同銀、▲72銀、△92銀打、▲93桂成、△同桂、▲63銀成のような順でも勝ちですが、詰ませる時は詰ますのが一番です。

 

<第2問>

(後手番のため、盤面を反転しています。)

図では後手勝勢ですが、次の手が見えていないと勝ち切れません。

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正解は△6六角成!

角がいなければ△77桂成までの一手詰みということに気づけば、この手が指せるでしょう。

なお、正解以外に△55角成でも勝ちですが、▲68金上と上がられた時に、△77銀成、▲69玉、△57桂不成、▲同金、△同馬のような手が無いため、正解には劣ります。

参考:佐藤紳哉ー大石直嗣戦

 

<第3問>

大平武洋六段ー高崎一生戦より。

図では先手勝勢ですが、最短の勝ちを目指してください。

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正解は▲73龍!

①△同銀は▲83金、△71玉、▲73銀成、△同桂、▲同金で寄り筋。
②△同桂(本譜)は▲74馬と桂を取って、△83歩に▲75桂と打てば寄り筋となります。

正解以外に例えば▲45龍と銀を取ってしまうと、△84金、▲同馬、△73銀打で一気に難しくなります。「終盤は駒の損得より速度」を意識しましょう。

 

<第4問>

図は先手勝勢ですが、一番良い寄せを考えてください。

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正解は▲9五歩!

「端玉には端歩」という格言を意識すれば、第一感でしょう。
以下、△同歩、▲同香、△94歩、▲同香、△同玉、▲95歩、△同玉、▲86銀、△96玉、▲97歩、△同桂成、▲同銀、△95玉、▲86銀、△94玉、の時に一歩足りないように見えますが、▲95銀打、△93玉、▲77桂と自陣の駒を使うのが好手で、次の▲85桂打の継ぎ桂が受かりません。時には自陣の駒も寄せに使うということも併せて覚えておきましょう。

以上、7月2週目のプロ棋戦次の一手集でした。

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