朝日杯決勝 藤井聡太ー広瀬章人戦

朝日杯決勝の藤井聡太ー広瀬章人戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

△52玉は工夫の手で、△41飛車の転換を見ています。

以下▲25桂、△24銀、▲44歩、△41飛車、▲75歩、△同歩、▲74歩、△44飛車(図2)

先手は4筋で手に入れた歩で桂を取れますが、△44飛車に対する受けが難しいため難解。①▲58金もありますが、本譜は②▲47銀~▲67角と打つ構想でした。

図以下、▲47銀、△41飛車、▲67角、△63玉、▲73歩成、△同金、▲15歩、△同歩、▲85角、△74金、▲同角、△同玉(図2)

後手玉はほとんど裸ですが、先手が攻めをつなげるのも簡単ではありません。

①▲69飛車と溜めて、△63玉、▲65歩、△同歩、▲46桂のような攻めも有力でしたが、本譜は②▲52金。

以下、△43飛車、▲44歩、△同飛車、▲56桂、△45飛車、▲53金、△81角、▲54金、△同角、▲53銀(図4)

途中△45飛車で△43飛車は、端の突き捨てが生きて▲15香~▲44歩があります。

図では▲64銀成と▲44銀成が同時には受からないため、先手有利。以下進んで図5。

△37角が強烈な勝負手。リアルタイムで見ていた時も、一瞬逆転したかと思いましたが…。進んで図6。

▲44桂の只捨てが将棋史に残る絶妙手。▲42歩から飛車先を止めるのは歩が足りないので桂で代用ということですが、秒読みでこの手が指せるのは素晴らしいの一言です。

以下先手が勝ち藤井五段(当時)が中学生にして全棋士参加棋戦優勝という快挙を成し遂げました。

記録にも記憶にも残る一局でした。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ

“朝日杯決勝 藤井聡太ー広瀬章人戦” への2件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。