三枚堂達也六段ー勝又清和六段戦

三枚堂ー勝又戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

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後手は△42玉、△52玉を繰り返す作戦。△54銀、△63銀を繰り返す作戦と比較すると常に74の地点を銀で守っているため、▲45桂~▲75歩のような仕掛けが利かないというメリットがあります(しかし後述のデメリットもあるため、一概にどちらが良いとは言えません。)。

図は68の玉を▲69玉と引いたところですが、後手は手待ちを繰り返すだけなので、ここで一手損しても影響はなく、間合いを図る意味があります。

例えばここで、△54銀、▲79玉、△63銀、▲88玉、△54銀となると先日の松尾ー三浦戦と同一局面ですが、先手の手番となっているため、△65歩の仕掛けがありません。

進んで図2。

▲67銀と引いたところですが、△52玉ではなく△54銀で待機する指し方であれば、△44歩、▲56歩、△31玉、▲59飛車、△22玉、▲55歩、△43銀、▲56銀、△65歩のような展開(有名どころでは澤田ー藤井聡太戦〔まだ観戦記書いてなかった…。〕)がありますが、本譜では間に合いません。

上で△52玉、△42玉の待機は△54銀、△63銀の待機と比較すると74の地点が薄くならないメリットがあると書きましたが、このようにデメリットもあります。

進んで図3。

▲17角から打開しました。対して①△44角だと▲同角、△同歩で争点ができるため、▲45歩と仕掛けることができます。本譜は②△52金、▲45桂、△22銀、▲55歩(図4)。

▲55歩が正に本筋の一着で、①△同歩は▲24歩、△同歩、▲同飛車、△23歩(▲22飛車成~▲53銀の防ぎ)、▲34飛車、△33歩、▲54歩、△34歩、▲53歩成のような攻めがあります。

本譜は△44歩、▲同角、△43玉(図5)と粘りますが…。

ここで▲22角成、△同金、▲75歩という攻めはありました。以下、①△同歩は、▲74歩、△同銀、▲54歩、△同玉、▲55銀、△63玉、▲54歩、②△55歩は▲53歩、△62金、▲52銀、△同銀、▲同歩成、△同金、▲74歩で先手優勢となります。

本譜は図で▲26角と引いて以下難解な戦いが続きましたが、最後は後手勝ちとなりました。

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