朝日オープン準決勝 藤井聡太ー羽生善治戦

藤井聡太ー羽生善治戦を振り返ります。戦型は雁木となりました。

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先日のB級1組順位戦畠山ー谷川戦を見て、この世紀の一戦を研究していなかったことを思い出しました。上記対局では後手から先攻する形となりましたが、本局ではここから▲45歩と仕掛けていきました。以下、△同歩、▲33角成、△同桂、▲24歩、△同歩、▲同飛車、△23歩、▲29飛車(図2)

スムーズに▲29に飛車を引けるのが先手の主張ですが、一歩損でもあり、成否は難しいところです。

図以下、△44角、▲77角、△同角成、▲同銀、△73桂、▲17角(図3)

ここは①△63金として▲44歩を打たせて戦う手もありましたが、実戦的にはやりづらい順です。本譜は②△44角、▲同角、△同銀、▲15歩、△同歩、▲24歩、△同歩、▲15香(図4)

香を捨てて攻め込んで行くのは近年よく見かける攻め筋です。しかしここは①△同香と取る手もありました。以下、▲24飛車、△81飛車、▲14飛車、△86歩、▲同歩、△88歩、▲同玉、△59角、▲49歩、△85歩が一例で後手有利となります。

本譜は②△12歩以下、▲24飛車、△23歩、▲29飛車、△75歩、▲66銀、△95歩、▲同歩、△97歩、▲同香、△86歩、▲同歩、△同飛車、▲87歩、△81飛車、▲35歩、△同銀、▲55銀左、△88歩、▲同金(図5)

途中△75歩には▲66歩で受けに回るのが勝りました。本譜は▲35歩や△88歩等手筋のオンパレードで非常に参考になります。

図では、①△76歩が有力で、以下▲54銀、△同歩、▲72角、△71飛車、▲54角成、△85桂が一例で後手優勢となります。

本譜の②△55銀には、一発▲43歩が手筋でした。対して△同金右は▲63角が攻防に利きますので、△同金左と取りましたが、後手陣がかなり弱体化しました。

以下、▲55銀、△99銀、▲98金、△88歩、▲23飛車成、△89歩成、▲68玉、△32角、▲22龍、△21歩、▲11龍、△36桂、▲38金、△76歩、▲23歩、△77歩成、▲58玉、△44金、▲43歩、△同玉、▲44銀、△同玉、▲66角、△55銀、▲同角、△同玉、▲56銀、△54玉、▲22歩成、△43角、▲74歩、△46銀、▲73歩成、△79角、▲55銀、△同銀、▲同銀、△同玉、▲47桂まで先手勝ちとなりました。

△99銀に▲98金で後手の続きませんでした。以下は先手の寄せが的確で、中学生にして全棋士参加棋戦の決勝進出となりました。

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