斎藤ー佐々木戦を振り返ります。戦型はひねり飛車となりました。
後手が飛車先を交換していないのが珍しいですが、ここから▲86歩、△同歩、▲85歩でひねり飛車を目指します。以下△54飛車、▲86飛車、△74歩、▲68銀、△75歩、▲84歩、△82歩、▲65桂(図2)
この展開を思うと、△54飛車では△64飛車が勝りました。進んで図3。
▲89飛車と自陣飛車で受ける(△37歩成、▲同桂、△36歩、▲同銀、△29飛車成の筋)のは現代将棋で頻出です。以下先手の模様が良く、先手勝ちとなりました。
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