竜王戦決勝トーナメント 都成竜馬ー藤井聡太戦

都成竜馬ー藤井聡太戦を振り返ります。戦型は雁木となりました。

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昨日の記事のとおり雁木となりましたが、先後同型に近い形になるかと思いきや、▲37銀と先手から変化を見せました。以下進んで図2。

3筋から攻めましたが、あまり響かないのが雁木の良いところです。逆に先手の歩越し銀が△45歩等で狙われやすい駒になっています。以下▲56銀と△45歩を防ぎましたが、歩越し銀が二枚横に並び、お世辞にも良い形とは言えません。こうなると先手の仕掛けは失敗気味です。進んで図3。

△43銀で再び雁木の形に戻りました。△33金も悪形と言われる形ですが、この場合は上部に手厚く先手の仕掛けを封じています。以下▲59角と引きましたが、△86歩からの角交換で引いた手が一手損になるのも先手としては癪な展開です。進んで図4。

先手としては良くて千日手ぐらいの局面になってしまいましたが、ここで▲36歩が根性の一手。桂頭のキズをカバーし、自らは崩れないという意志が感じられます。進んで図5。

後手が63の銀を83に組み替えた瞬間▲35歩が良い仕掛けのタイミング。一見先手の次の手が見えませんが、狙いがありました。対して後手も△72銀と中途半端な銀を引き締めます。

ここでは①▲34歩、△同金、▲35歩、△33金に▲45銀左!という手がありました。以下、△同歩、▲同桂、△44金、▲24歩、△同歩、▲22歩、△同玉(△33桂は▲53角)、▲42角、△23銀、▲53桂成で難解な形勢。しかし実戦で▲45銀と指されたら発狂しますね。

本譜は②▲45桂(これも見えづらい)、△同歩、▲34歩、△同金、▲45銀左、△33歩、▲34銀、△同銀、▲24歩、△同歩、▲同飛車、△84桂、▲67金直、△23歩(図7)。途中△33歩が手堅い受け。

ここで引いていては負けとみて▲44角と攻めましたが、△24歩、▲62角成、△69銀、▲68金打、△78銀成、▲同金、△38飛車、▲68金打(図8)と駒を使わされては先手の攻めは切れ模様。

途中△69銀に▲72馬は△76桂、▲同金、△78銀成、▲同玉、△38飛車、▲68金、△88金、▲69玉、△87飛車成で寄りとなります。

また、△38飛車に▲72馬も△96桂、▲同香、△99角、▲同玉、△98金以下詰みとなります。

図以下△82飛車、▲71馬、△92飛車、▲25歩、△95歩、▲24歩、△39飛車成、▲93銀、△96桂、▲同香、△同歩、▲92銀成、△97金で投了となりました。

△39飛車成が地味ながら金の壁に触らない筋の良い寄せでした。またまたまたまた快勝(半端ない)でこのまま竜王獲得となるか注目です。

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