横山ー渡辺戦を振り返ります。戦型は相掛かりとなりました。
相掛かり37銀型から飛先を交換したところ。何気ない局面ですが、△95歩、▲同歩、△96歩が機敏な仕掛け。取ると△86歩から香が取られてしまいますので、▲28飛ですが、△95飛から端を詰めて後手がポイントを挙げました。進んで図2。
ここは△74歩ぐらいで後手優勢でした。本譜は△64歩としたため、▲55銀から▲46角の手段を与えます。進んで図3。
ここから▲45銀、△同歩、▲11角成と勝負に出ましたが、△33桂で少し足りない形。以下難解な終盤を制した後手の勝ちとなりました。
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