脇田ー浅田戦

マイナビチャレンジマッチの脇田アマー浅田アマ戦を振り返ります。
戦型は相居飛車力戦形となりました。

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飛車先を切らせて右銀を37~46に繰り出していく作戦は、後手番でよく指される形(参考:豊島ー阿部(光)戦)ですが、先手番でやるほどでは無いかなというのが個人的な感想です。

さて、この形は2~3筋から攻められそうなので、後手の左銀は22に上がりたくなるところですが、42の方が△44歩~△43銀の雁木に組み替えて受けやすいので勝ります。(上記の豊島ー阿部(光)戦もまさにその形)

例えば図で銀が42のケースで、△44歩と突くと、▲35歩と仕掛けられる手も気になりますが、以下△45歩、▲同銀、△88飛成(△85飛、▲56銀、△35飛もある)、▲同銀、△55角のような切り返しがあるので簡単には攻められません。

さて、とはいえ22銀だから悪くなるというものではなく、進んで図2。

図の△74歩は危険な一手で、△44歩として▲45桂を跳ばせないようにすべきでした。ここでは、▲77桂、△82飛、▲45桂、△44銀、▲24歩、△同歩、▲65桂のような仕掛けがありました。85に飛車がいるケースではこのように左右の桂馬が跳んでくる筋には常に気を付ける必要があります。

本譜は図から▲24歩、△同歩、▲25歩に△73桂で2筋は詰められますが、▲77桂の筋が無くなったため後手としては一安心です。進んで図3。

△87歩が好手で、①▲同銀だと△65角、▲86歩、△47角成、▲58金、△46馬、▲85歩、△37馬で後手有利となります。

本譜は②▲77銀と逃げましたが、そこで△75歩ぐらいで後手十分だったと思います。本譜は△75飛から進んで図4。

▲82角と打ちましたが、代えて▲83歩、△同銀を利かせてから角を打つべきでした。

この瞬間は角が働いていないので、ここで①△35歩と突けば、後手十分でした。以下▲同銀には△同飛、▲同歩、△64角、▲27飛、△36銀、▲29飛、△37角成が一例で、後手陣は飛車の打ち込みに強いため、後手優勢でした。

本譜は②△65桂でしたが、▲66銀で攻めが細い展開。進んで図5。

ここで①▲同金と取れば、△85飛、▲91角成に△76角が怖いですが、▲59玉、△67角成、▲86歩、△同飛、▲65銀で先手優勢でした。

本譜は②▲75銀と飛車を取ったため金銀を取られて後手優勢。進んで図6。

ここは①△95角なら、△77銀以下の詰めろのため▲86歩と受けるぐらいしかないですが、△73角で後手陣が鉄壁となり後手勝勢でした。

本譜は②△81銀と引いたため▲91角成以下先手勝ちとなりました。

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“脇田ー浅田戦” への2件の返信

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