長谷部ー渡辺戦

長谷部ー渡辺戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

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昨日の羽生豊島戦と比較して玉がお互いに2段目にいますが、細かい違いで選ぶべき手順が異なるため、しっかりと押さえておく必要があります。

具体的には、ここで例えば昨日と同様、▲35歩、△同歩、▲45桂と仕掛けると、△34銀、▲24歩の時に△44歩と突く手があり、以下▲23歩成、△同銀、▲24歩、△34銀、▲23角に△43金が好手で受け流されてしまいます。これが後手玉が31にいると以下▲34角成、△同金、▲23歩成が激痛になりますが、玉が42であればあまり厳しくないため、△25歩ぐらいで受かります。

また、本譜は図1以下▲同歩、△同銀(図2)と進みましたが、玉が79にいるケースではそこで▲69飛が厳しいため、後手は△同銀の変化を選ぶことができません。

このようにケース毎にメリデメを整理しておくと選ぶべき手が明確になります。

さて、図2以下は、▲同銀は△同桂から△47銀があるため、▲55銀とかわしましたが以下△75歩、▲63歩、△72金、▲75歩、△76歩に▲66銀はやはり△47銀の筋があるため、▲88銀と引くしかなく、そこで△44銀が好手(図3)。

先手は壁銀が痛く、銀を持たれて△47銀と打たれるともちません。

図3以下、▲64銀に△66銀で次の△65桂や△55銀から駒を持って攻める手が厳しいため後手優勢。以下後手勝ちとなりました。

研究の差で勝負が決まったような将棋で、改めて研究の大切さを実感しました。

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