NHK杯 永瀬ー高野戦

永瀬ー高野戦を振り返ります。戦型は相掛かりとなりました。

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引き飛車棒銀は以前も解説した形(参考)ですが、△24歩は突っ張った一手。(代えて△74歩が自然ですが、松尾ー谷川戦のように▲45銀と出て、△75歩と突かせて一歩得して駒組をする展開が先手としては有力)

対して直接咎めに行くなら▲25歩だったと思いますが、本譜は▲16歩~▲46歩から4筋を狙います。進んで図2。

▲44歩が筋の一手で、△同歩は▲25歩が厳しいため、△同角しかありませんが、▲同角、△同歩、▲24飛で24歩を取り返すことができるので、歩損にはなりません。対して、後手はゆっくりしていると先手から▲45歩のような攻めが厳しいため、△75歩~△95歩と反撃します。進んで図3。

▲43歩の利かしが入ったのは大きいようも思えますが、36銀が使いづらいため難しい形勢。図は、▲74歩から▲56角と桂頭を狙ったところ。

対して①△54飛なら次の△56飛(取ると△46角の王手飛車)があるため、難しい形勢でした。

本譜は②△75飛だったため、▲74歩が厳しい一手。

以下△65桂に▲66歩と桂を取りに行けば先手優勢でした。本譜は▲73歩成~▲76歩~▲97桂(図4)と無理やり飛車を五段目から動かして桂を取りに行きます。

しかし先に桂を取っても▲97桂の形が酷く、図以下、△84飛、▲65角、△23歩、▲34飛、△33銀で後手優勢となりました。先手は△96歩が来る前に攻める必要があるため、以下飛車を切って攻めていきますが、少し足りない形です。進んで図5。

図は△49飛と打ったところですが、①▲59金なら難しい勝負でした。以下、△56桂、▲同歩、△46角が怖いですが、▲57桂、△29飛成、▲47金打で粘り強い形。

▲59金があるなら、後手は△49飛に代えて△39飛が勝りました(▲49歩なら一歩違うため、後手優勢)。

しかし本譜は②▲47銀としたため、△97歩成で後手優勢に。以下▲59金に△47飛成とボロッと銀を取られては流石に勝てない形。進んで図6。

ここから▲52金、△同金、▲同と、△同玉、▲47馬、△同角成、▲42飛と攻めますが、以下△61玉で一枚足りず、以下後手勝ちとなりました。

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