名人戦第5局 羽生ー佐藤(天)戦

羽生ー佐藤(天)戦を振り返ります。戦型は横歩取りとなりました。

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青野流が優秀なので、この戦型は意外でした。色々な戦型を指したいということなのだと思いますが、後手としてはありがたいと思います。

ここで▲33角成、△同桂、▲21角という手もありますが、以下△42玉、▲32角成、△同玉、▲42金、△同玉、▲22飛成、△32歩が一例で、飛車は成りこめますが駒損で後手から△45桂と活用する手があるため、先手が好んで飛び込む変化ではありません。

本譜は▲58玉から進んで図2。

ここで▲22歩とし、△同金、▲33角成、△同桂、▲31角という手もありますが、以下△32金、▲53角成、△25歩、▲56飛、△52歩、▲75馬、△24飛の局面は馬は作れていますが、2筋を逆襲されて、飛車もいじめられやすいため後手が指しやすくなります。

本譜は▲38銀から進んで図3。

後手から角を換えて、△33桂と跳ねるのがこの戦型の急所で、図は一局ながら既に先手が不満な局面。後手から△25歩と押さえられると飛車の働きに差がついてしまいます。進んで図4。

△26歩と突かれていよいよ2筋が危ない形。仕方のない▲46角ですが、△21飛、▲24歩に△44歩と突かれて打った角を圧迫されてしまいます。

進んで図5。

▲35歩が敗着となりました。代えて▲56歩なら悪いながらすぐにはつぶれない形。

本譜は以下△43銀、▲26飛、△25歩、▲36飛、△54角、▲16飛、△24飛、▲56歩、△36歩、▲55歩、△37歩成、▲54歩、△38と、▲53歩成、△同玉、▲38金、△26歩と一直線で進みます(図6)

図は駒損に加え、△27歩成や△45桂が残っており収拾がつきません。
以下後手の勝ちとなりました。

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