叡王戦第4局 高見ー金井戦

高見ー金井戦を振り返ります。戦型は矢倉となりました。

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図の▲67金左が昔では考えられなかった手ですが、バランスを取る指し方です。以下進んで図2。

▲45歩と仕掛け、以下△同歩、▲同桂、△44銀、▲46歩が角換わりでも良くある筋で、2筋交換を可能にします。ただしこの場合、角を持っていないため、その後の打開には課題が残ります。進んで図3。

後手も先ほどの先手と同様の筋で、△65歩、▲同歩、△同桂、▲66銀、△64歩と先手陣を弱体化させます。進んで図4。

△95歩~△96歩は一歩を持った場合の手筋で、▲同香には△95香から香交換が可能になります。ただし、直後の▲27香も迫力があるため、難解な形勢。

進んで図5。

この局面は次に後手から△81香と打たれると受けがありませんので、▲65銀と取りました。以下、△81香に▲77金もありましたが、本譜は▲86桂。

進んで図6。

▲55歩と戦線を拡大したところですが、△35歩、▲54歩に△83飛が好手でした。以下53で精算するのは、△66桂が厳しく残ります。従って▲48角と辛抱しましたが、後手やや有利。進んで図7。

ここまで後手がうまく指し、後は着地するだけ、というところでしたが、ここで△43金打が逸機。代えて△54香なら先手は受けが難しく、例えば▲58銀ならそこで△43金打と埋めても本譜との差は歴然でした。

進んで図8。

ここで△64香が敗着になってしまいました。代えて、△65香なら、▲32歩、△22玉、▲63馬に△23玉と上がり難解でしたが、△64に香を打ったためその展開は▲64馬と香を抜かれてしまいます。

以下先手勝ちとなり、高見六段が初タイトル獲得となりました。
おめでとうございます。

金井六段も内容的には逆に4-0でもおかしくなかったので、またがんばってもらいたいと思います。

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