竜王戦 ランキング5組準決勝 船江恒平六段ー藤井聡太六段戦

竜王戦 ランキング5組準決勝 船江恒平六段ー藤井聡太六段戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

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先手は一直線に棒銀を選択しました。△74歩は△75歩~△65角を見せた一手ですが、構わず▲26銀と出たところ。

対して狙い通り△75歩といくのもありましたが、△65角に▲74角の切り返しや、角成を受けずに▲24歩から▲15銀と銀を捌く手も有力なため、△72銀と自重しました。

以下▲15銀に△45角が狙いの一手。角成を受ける▲78金に△14歩と攻めを呼び込みます。そこで銀を引くのでは元気が出ないため、▲24歩(図2)。

ここは△15歩も有力で、▲23歩成に△27銀と打つことができます。

本譜は△24同歩、▲同銀に△27歩と打つ手を選択します。進んで図3。

ここは▲46歩と突くべきで、△54角と引くしかないですが、本譜と同様に進めた時に▲56香が残るため先手も十分戦えました。

本譜は先に▲55角と打ったため、△64歩で角を63に引く余地が生まれてしまいました。進んで図4。

先手は▲23歩~▲22歩成と、と金を作りますが、後手の居玉が生きて響きが薄いです。図で△25桂と取られそうな桂を活用して後手好調。更に▲45歩、△35銀、▲36歩、△37桂成、▲同桂、△同銀成、▲68飛、△46銀(図5)と24の銀が手順に急所に進んでは後手大優勢。

先手は後手に有効に迫る手がありません。進んで図6。

ここで△55銀と引きたくなりますが、強く△45角。以下▲64桂に△63金が受けの好手で、72の銀を取られても、手順に後手の駒が先手のと金から遠ざかり、後手玉が安全になります。手順に玉を安全にする技術が素晴らしいです。進んで図7。

最後は即詰みに打ち取り藤井六段が七段昇段を決めました。
実力者相手に完勝の連続で、負ける姿がイメージできない異次元の強さです。

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