A級プレーオフ 豊島将之八段ー羽生善治竜王戦 観戦記

豊島ー羽生戦を振り返ります。戦型は横歩取りとなりました。

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ここから▲14歩と攻めていきました。対して△同歩、▲12歩に△25歩が手筋。単に△12同香だと▲33角成、△同桂、▲21角の両取りがありますが、△25歩、▲同飛の交換があれば、△33同桂が飛車に当たるという仕組みです。従って先手も△25歩には▲36飛と寄ります。進んで図2。

▲17桂は次に▲25桂と跳ねて角が動けば▲32飛成と金を取れるという狙いで、それを避けるために△42玉と32金に紐を付けます。ここで▲25桂もありますが、本譜は▲33角成、△同桂、▲21角と打ち込んでいきました。対して△45角で香に紐をつけつつ飛車取りに角を放ちます。進んで図3。

先手は▲46歩で飛車を取るよう催促をしましたが、飛車を取ってから△88歩が手筋。どちらで取っても先手玉が狭くなります。進んで図4。

後手の△37歩の手筋に対し、先手も▲56角と攻防の角で対抗します。図で単に△13香は▲32角成~▲12角成とされて次の▲22馬が厳しくなりますが、△38歩成、▲同角、△27歩成、▲56角の交換を入れてから△13香と逃げることで、▲32角成~▲12角成には△21歩の受けが利くようになります。この辺りの手の組み合わせは細かいですが、流石の手順です。進んで図5。

先手は▲35歩~▲34歩と攻めますが、後手の△37歩~△38歩成の方が厳しく、ここでは先手が勝てなくなっています。以下後手の勝ちとなりました。

図2からの▲33角成~▲21角では先手があまりうまくいかないようです。

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