叡王戦第3局 金井ー高見戦

金井ー高見戦を振り返ります。戦型は横歩取りとなりました。

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ここまでは先日の豊島ー羽生戦と同様の展開。その対局はここで▲33角成でしたが、本譜は▲25桂と跳ねました。

後手は△33歩が固い形ですが、先手も▲13歩~▲12角と攻めて行きます。対して△81飛が受けの形で遠くの21桂に紐を付けています。ここでは、▲56角成と馬を作っておくのも有力でした。本譜は▲24歩から進んで図3。

ここは△24歩で先手も攻め続けるのは容易ではありませんでした。▲16飛は△38角から飛車をいじめられますし、▲15香は△25桂で先手の攻めが重くなります。

本譜は△11歩でしたが、23で清算して▲24歩、△同金、▲13香成で桂を取れるため、先手もまずまずといったところ。進んで図4。

△65歩は勝負手ですが、危険な一手でした。代えて△27角等で16飛を防いでおけば難しい勝負。図4以下、▲64香、△52金、▲16飛で後手が一気に危険な形になりました。進んで図5。

△63銀は勝負手で、後手に香が入ると先手玉が詰めろになります。しかしここで▲56銀が手堅い一手で、先手玉は寄りません。進んで図6。

ここは▲66歩と打てば、△同桂に▲68金寄と逃げて先手玉は寄らず、先手勝ちでした。本譜は▲58玉だったため、△66桂で危なくなります。進んで図7。

△12歩は勝負手ですが、冷静に▲17龍と引いておけば、両取りが残っているため、先手勝勢でした。本譜は▲24龍から決めに行きますが…。

図で、▲63銀成としておけば、△44歩に▲54金が退路封鎖の決め手で必死でした。本譜は▲81銀でこれでもまだ勝ちですが…。

ここから▲31飛、△43玉、▲41飛成、△42飛、▲同龍、△同玉、以下なんと千日手となってしまいました。△42飛に▲21龍としておけば▲32成香~▲24龍と馬を抜く筋がありまだ先手優勢でした。

金井六段としては時間が残っていなかったのが悔やまれる一局となりました。

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