棋王戦 阿部光瑠六段-三枚堂達也六段戦

棋王戦 阿部光瑠六段-三枚堂達也六段戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

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ここは何気に重要な局面で、①▲25歩と突くと、△85歩、▲77角、△34歩、▲68銀から角換わりとなった時に、25歩を決めてしまっているため、打開が難しいというデメリットがあります。

②▲78金が相場だと思いますが、本譜は③▲77角。しかしこれだと△34歩から角換わりになった時に後手は△84歩型で保留したまま駒組をすることができ、少し得をしています。

進んで図2。

最近よくある△65歩型を選択しました。△84歩保留型との相性は良いでしょう。対して先手も▲45歩と位を取ります。進んで図3。

△44歩から動きましたが、善悪は微妙。後手番なので待っておく手もあったと思います。進んで図4。

△62金から右玉を目指しましたが、この瞬間は▲71銀の割り打ちもあるため、危険な形。ここは①▲16角と打って△43銀なら▲66歩から動くような手や、②▲66歩から▲57銀と組み替えて46の地点を強化してから▲26角~▲35歩と動くのが有力でした。

本譜は▲16歩から進んで図5。

▲86銀が危険な一手で、代えて▲49飛等と我慢するしかありませんでした。ここで△45歩と打たれ、受けがありませんでした。進んで図6。

▲28角と我慢しましたが、△25桂と桂を重ねて37を狙うのが急所(桂を同じ地点に利かせる手はたまに出てくる手筋なので覚えておきましょう)。以下、▲38銀と受けますが、37で清算し、△47銀が右玉らしい一手。進んで図7。

▲55桂にも構わず同銀と清算するのが好手。図は△85桂の応援も利くため受かりません。なにより右玉に対する手掛かりが全くないのが辛く、右玉の大成功形と言えるでしょう。以下後手の勝ちとなりました。

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