王将戦 千田翔太六段ー横山泰明六段戦

王将戦 千田翔太六段ー横山泰明六段戦を振り返ります。戦型は角換わりとなりました。

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後手は9筋の端歩を受けない作戦でした。確かに位を取っても、先手は打開できなければ意味がありません。図から▲58玉に△65桂と仕掛けました。仕掛けずに後手が待機していたらどうなっていたのかも興味深いところです。進んで図2。

▲97角が右玉で良くある手筋(平凡に8筋の歩を交換されてはつまらないため、交換を許すのであれば、常に反撃を用意しておく必要があります)。対して、△81飛では▲64角から▲82歩で飛車を押さえ込まれてしまうため、△83飛と引きます。進んで図3。

△87角と打たれて一見先手がまずいようですが、意外と戦えるようで、この辺りの大局観は流石です。図では、▲53角成から▲76歩と取り、△88飛成に▲97角を用意する手もありました。本譜は▲91角成から進んで図4。

飛車を成りこまれて、かなり先手が苦しいと思いましたが、▲97角から▲73馬が驚きの一手で、流石の勝負術です。ただ、以下△同金、▲53角成に△42銀打なら先手が苦しかったようです。本譜は△42金だったため、後手玉が薄くなりました。進んで図5。

ここで▲25桂打が手筋で先手が寄せ形を作ります。進んで図6。

ここで▲35金がなんとも派手な一手。△同歩も△同馬も後手が詰むため、△24銀しかありませんが、▲36金がまた詰めろで、先手玉が安全となります。以下先手の勝ちとなりました。参考になる手が多い一局でした。

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“王将戦 千田翔太六段ー横山泰明六段戦” への2件の返信

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