4/25 マイナビ女子オープン 加藤ー西山戦

加藤女王の先勝で迎えた第2局を振り返ります。

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戦型は△33桂型の角交換向かい飛車となりました。

ここは△21飛ぐらいが相場ですが、△54銀と出たのが波乱を呼ぶ一手。▲77角が受けづらいので普通は無い手ですが、44歩を取らせて戦う作戦でした。進んで図2。

▲45桂で後手が痺れたかと思うところですが、△同桂、▲22角成、△37桂成で飛車の逃げ場所が難しいという主張でした。善悪はともかくとして22の飛車と取らせても難しいという大局観は柔軟で非常に感心しました。進んで図3。

ここでは第一感▲66馬と引きたくなるところですが、△65銀打ちで後手が手厚くなりました。代えて、▲68桂として△67銀成なら攻めが細く先手優勢でした。進んで図4。

図ではさっぱり▲55同馬と取ってしまう手もありました。角二枚では先手に迫りづらいです。本譜は▲48金以下、△47歩~△37角で香を取った後、△67で精算して△66香~△69香成と迫ります(図5)。

ここで▲77銀とすれば難しい戦いが続いていましたが、▲69玉と取ったため、△47歩が厳しくなりました。玉は下段に落とせという格言がありますが、やはり1段玉は寄せられやすいです。

以下西山挑戦者の勝ちで1-1のタイとなりました。一見軽すぎる攻めをつなげた西山挑戦者の大局観が光った一局でした。

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