4/15 NHK杯 八代ー安用寺戦

4/15のNHK杯 八代ー安用寺戦 を振り返ります。戦型は角交換四間飛車となりました。

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先手は銀冠で対抗。図1以下、▲85歩、△22飛、▲46歩、△44銀、▲47銀、△52金、▲56銀、△33桂、▲66角、△21飛(図2)と進みました。

ここでは▲48飛も有力で、△27角、▲45歩、△同桂、▲38金が一例です。

図2以下、▲84歩、△同歩、▲同角、△25歩、▲同歩、△同飛(図3)

8筋を交換しましたが、△25歩が機敏な仕掛け。ここで、▲同飛車は後に△86歩、▲同銀、△87歩といった手が残ります。銀冠は上部が手厚い囲いですが、△86歩と打たれてしまうと一気に弱体化してしまうため、気を付ける必要があります。
とはいえここで▲26歩は後手の飛車先だけ軽くなり流石につらいので、▲同飛として▲83歩の叩き等で勝負したいところでした。

図3以下、▲26歩、△21飛、▲66角、△36歩、▲同歩、△64角、▲38金、△86歩、▲98銀、△46角、▲37金、△64角、▲46歩、△54歩、▲35歩、△24飛、▲36金、△55銀(図4)

△64角~△86歩で▲98銀と引かされた形がひどいですが、後手玉の玉頭も薄いため、見た目以上に大変なようです。△55銀でいよいよ本格的な戦いが始まりました。

図4以下、▲同銀、△同角、▲同角、△同歩、▲15角、△84飛、▲85歩、△64飛、▲33角成、△69角、▲65銀(図5)

△69角が急所の一着。▲65銀と粘りますが、ここでは単に△36角成の方が桂を跳ばせないため、安全でした。

図5以下、△同飛、▲同桂、△36角成、▲11馬、△64銀、▲84香、△71玉、▲53桂打、△51金寄、▲33馬、△65銀、▲21飛、△62玉、▲41桂成、△61金、▲42成桂、△76銀、▲52成桂、△同金、▲51金(図6)

▲84香と打たれて危ないようですが、△71玉と引いて耐久力がありました。▲53桂打からの攻めも怖いですが、△62玉~△61金がうまいいなし方。
後手は△64銀~△65銀~△76銀が詰めろになるという組み立てが素晴らしかったですね。

図6以下、△87銀打、▲89玉、△77桂、▲同金、△88金、▲同飛、△同銀成、▲同玉、△77銀成、▲同玉、△87金、▲同銀、△同歩成、▲同玉、△75桂、▲76玉、△54馬、▲65銀、△87銀、▲86玉、△76飛(図7)まで後手勝ち。

△87金に一見▲66玉で先手玉が広いようですが、△54桂~△46馬の筋や△64歩~△63金と自陣の駒を使う筋があるため、捕まっています。
作戦勝ちからよどみなく切り合いを制し、安用寺六段の快勝となりました。

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