4/20 木村ー三枚堂戦

木村ー三枚堂戦は叡王戦第1局と同じく、青野流に対して△42銀と上がる戦型となりました。

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図8以下、▲96歩、△72銀、▲36飛、△82飛、▲87歩、△74歩、▲26飛、△22歩(図2)

▲96歩の意図は高度すぎて分かりませんが、後手は飛車を深く引いて△22歩と受けるのが作戦だったようです。代えて、84に飛車を引いて△24歩と受ける等、歩を高い位置で受けるのが多い展開でした。

図2以下、▲38銀、△52玉、▲48金、△73銀、▲36歩、△72金、▲37桂、△64銀、▲16歩、△73桂、▲35歩、△85飛(図3)

駒組が続きましたが、▲35歩に対して△85飛と動きを見せました。
伸びて浮いた歩を飛車で狙うのは横歩取りでよくある手なので覚えておきましょう。

図3以下、▲34歩、△88角成、▲同銀、△35飛、▲27銀(図4)

▲27銀で押さえ込みを狙う木村九段らしい展開。
後手の飛車以外の駒が前に出ていないので、後手が攻めを繋げるのも大変です。

図4以下、△54角、▲36角、△34飛、▲54角、△同飛、▲36銀、△65桂、▲29飛、△55銀、▲68金、△33桂、▲45桂、△34飛、▲35歩、△44飛、▲33桂成、△同銀、▲77桂、△54角(図5)

後手も巧みに攻め形を作りますが、先手がやや厚い形。ここでは、▲45桂、△77桂成、▲33桂成と踏み込んでいく手もありました(実戦ではなかなか踏み込めない順ですが)。

図5以下、▲25銀、△36歩、▲65桂、△37歩成、▲同金、△65角、▲56桂、△45桂(図6)

飛車取りを手抜いて△45桂と勝負手を放ちますが、ここでは▲44桂、△同銀上、▲84角、△62桂、▲77桂として角を動かして△46桂の筋を緩和してから金を逃げれば先手良しでした。

図6以下、▲46金、△57桂成、▲同金、△46飛、▲同歩、△56銀、▲同金、△同角、▲47銀、△同角成、▲同玉、△55桂、▲37玉、△48銀、▲26玉、△47桂成(図7)

▲46金と上がったため、飛車切りからの猛攻を浴びます。図では▲49桂と受けた方が良かったようです。本譜は▲17玉と引いたため、△37銀不成で受けづらくなりました。

図7以下、▲17玉、△37銀不成、▲45角、△28金、▲15角(図8)

▲45角~▲15角が流石の粘りで、ここで△29金は▲64桂~▲72角成で先手が玉が詰まないため逆転となります。

図8以下、△36歩、▲同角、△54桂(図9)

ここでは▲84桂、△71金、▲34歩と攻め合った方がアヤがあり、激戦でした。本譜は▲37角としましたが、後手の攻めを振りほどくことはできませんでした。

図9以下、▲37角、△同成桂、▲28飛、△同成桂、▲同玉、△48飛、▲38飛、△59角、▲48飛、△同角成、▲38金、△49飛、▲29桂、△26金、▲39銀、△同飛成、▲同金、△37銀、▲同桂、△同金、▲17玉、△39馬、▲26玉、△28馬(図10)まで後手勝ち。

後手が寄せ切って激戦を制しました。
三枚堂六段の攻めが冴えた一局で、非常に参考になりました。

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